2010年5月2日日曜日

ジェイン・オースティンに恋して

「高慢と偏見」を愛読書としているアマンダ。彼女はロマンティックのかけらもない恋人の告白にもこたえることができずにいました。そんな彼女の前に 小説の中の主人公エリザベス・ベネットが現れてしまい、なんと自分が小説の世界に入り込んでしまうというお話。

 自分とエリザベスが入れ替わったことで、小説とは違ったストーリーになることを恐れるアマンダ。でもピングリー氏がアマンダに恋してしまい、ジェーンとピングリー氏との恋は?結婚はどうなるの?何とかピングリー氏の目をジェーンに向けさせることに成功し、二人は恋愛関係になりそうになりますが、そこにあのダーシーが小説の通り邪魔します。そしてそこへ あのコリンズ氏が登場し、ジェインに結婚を申し込もうとします。それを阻止すべく アマンダがコリンズ氏と婚約することに…!?
 でも アマンダが魚売りの娘だと噂が流れると コリンズにさっさと婚約を解消されてしまい…コリンズ氏は、なぜかやっぱりジェーンと結婚してしまいます。
 どうしてこんなことに…。コリンズ氏と結婚するはずのシャーロットは遠い外国に旅立ってしまったりと…物語は意外な展開へ…。

 展開も早く、全4話あるのですがなかなか面白かったです。

「高慢と偏見」のファンのひとりとしては、考えさせられる内容ではありましたが…全く別のお話としてみることができる作品でした。

 小説の中で悪いやつ ウィッカムも 実はそんなに悪い人ではなく あの事件は勘違いだったりするんです。そして、エリザベスがいないせいか…あのダーシーが、アマンダに恋してしまい愛を告白!
 最初は拒否するアマンダでしたが、自分もずっとダーシーのことを愛していたことに気付き、ダーシーに愛を告白するのですが、ついうっかりと自分の過去の話しをしてしまって…
 ダーシーからは、過去のある女性とは結婚することはできないと振られてしまいます。結局、ダーシーは、ピングリー嬢と婚約してしまいます。

 でも 現代に戻ってきたアマンダをダーシーは追いかけてくるんです。そして、現代で生活していたエリザベスと出会います。

最後は アマンダとダーシーのハッピーエンドで終わったお話でした。できることなら、この続きも見てみたいな。制作されるといいなぁと思います♪

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