2010年2月15日月曜日

魔術師マーリン S1-1 「運命の出会い」 The Dragon's Call



「運命の出会い」 The Dragon's Call

王国キャメロットにひとりの若者がやってきます。彼の名前はマーリン。マーリンは生まれながらにして不思議な力をもっていました。でもこの国では固く魔法が禁じられているため、宮廷医師であるガイヤスから魔法使いであることを誰にも知られてはならないと言われます。また目立たぬようにと注意されますが、使いに出てすぐ、乱暴な若者とケンカになってしまいます。そして、その若者がこの国の王子アーサーであったために、マーリンは牢獄にいれられてしまいます。
 

 ヨーロッパに伝わる中世のアーサー王伝説をモチーフにした作品で、偉大なる魔法使いマーリンの青年の頃を描いた作品。境遇のまったく違う2人の青年が数々の冒険や試練を乗り越えて友情を深めていく物語です。 家族で楽しめる作品なので本当におすすめ。「ハリポタシリーズ」が大好きな人はきっと気に入ると思います。マーリンとアーサーとの出会いは最悪で、2度目に会ったときにもケンカになってしまいます。「間抜けになる訓練はいつから?殿下?」とアーサーにむかっていうマーリン。王子であるアーサーにこんなことを言った人は今までひとりもいなかったことでしょう。

 マーリンは、自分の不思議な力は何のためにあるのかずっと知りたがっていました。そして、囚われているドラゴンからその訳をきき驚きます。なんと、あの意地悪なアーサーが立派な王となるのを助けるのが自分の運命だというのです。コインの表と裏のような関係である2人。そんな2人の出会いは最悪でしたが、マーリンは、悪い魔女に狙われたアーサーを助けたことから、ウーサー王に王子の従者になるように命じられます。顔を背ける二人。

 宮廷医師ガイヤスは、マーリンの進むべき道が決まったことをとても喜ぶのでした。

 

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